2018/11/28 18:17


あまりにもあんまりなタイトルなんですが、うちにある食器で一番使っているのがニトリで数年前に購入したこちらの深皿。天目っぽい感じの色づけになってまして、多分今でもニトリに行ったら売ってると思います。

サイズ比較にティッシュの箱と並べてみました。

結構大きめに見えますが、これがほんとに麺類からどんぶりからサラダから、いろんな料理に使えて色味も良くってめちゃくちゃ便利なんです。これからひとり暮らしされる方に、あったら便利な食器は?と聞かれたら一番にオススメしたいぐらいです。

しかし、私は料理の写真をネットにアップすることがよくあって、「この人またニトリの深皿使ってるわ」と思われてるんじゃないかというのが非常に気がかりでもありました。ユニクロばれならぬニトリばれです。

なので、おなじようなサイズ感のちょっといい食器が欲しいなぁというのは以前からずっと思っていたのですが、これがなかなか無い。

で、今回焼き物の町・波佐見町にお買い物旅に行ってようやくお眼鏡にかなうものを発見いたしました。

ちょっと大きいかな?しかし薄くて軽いのでニトリのよりは扱いは楽です。

何より、手に持った時の感触の違いが歴然。波佐見焼は生地の厚みが均一で、手触りもに気品があるというか。それに比較すると、ニトリは土の塊という感じなんです。

当初は写真映えのためだったのですが、これはすごいものを手に入れたな、と感じました。いや、むしろ「ヤバい世界に足を踏み入れてしまった」が正解か。


夕飯のとろろそばを新しい深皿に盛り付けてみました。

ちなみに箸置きは肥前吉田焼、蕎麦徳利とぐい呑みは有田焼と、波佐見町の周辺の焼き物の産地の商品ばかりです。なんでもこの辺りでは、かつて焼き物の原料となる磁鉱石が産出されていたんだとか。全ての産地に共通する特徴は「生地が薄く厚みが均一、肌の気目が細やか」という点ですね。

食器がちょっとよくなるだけで、こんなに気分が変わるんだなあ…

こうなると箸のボロさが気になるな。次は箸かな??沼にハマりすぎやろ自分。

この深皿は自分用に購入したので今回ショップには出しません、申し訳ございません。他の商品も品質の高いものばかりですので、ぜひ手に取って違いを実感して頂きたいと思います。